この記事はこんな方におすすめです
- ドイツ語の数字の読み方が難しい
- 日常生活で使う数字が聞き取れるようになりたい
日常生活や旅行で、買い物や食事、宿泊など、数字を使う場面って意外と多いですよね。
この記事では、ドイツ語の数字の読み方をまとめました。数字の読み方を覚えてしまえば、日常生活や旅行でのコミュニケーションがよりスムーズになりますよ!
ドイツ語初心者の方向けに、カタカナでも近い発音の読み方を書いていますので、参考程度にご活用ください。
正しい発音は動画などで確認してね!
ドイツ語の数字の読み方:0~19まで
基本的な0〜19までのドイツ語数字がわかるようになると、日常生活でも様々な場面でドイツ語数字が聞き取れたり、伝えたりすることができるようになります。
- 電車が何番線に到着するのかわかる
- ベーカリーで欲しいパンの数を伝える
- ドイツ語で電話番号を伝える……など
ドイツ語数字:0~12まではまるっと覚える
0 :null ヌル
1 :eins アインス
2 :zwei ツヴァイ
3 :drei ドライ
4 :vier フィア
5 :fünf フンフ
6 :sechs ゼクス
7 :sieben ジーベン
8 :acht アハト
9 :neun ノイン
10 :zehn ツェーン
11 :elf エルフ
12 :zwölf ツヴォェルフ
2と3は似ているので、電車のアナウンスなどでは2を「zwo」と言ったりもするよ!
ドイツ語数字:13~19までは+zehn
13〜19までは基本的には「3〜9の数字+ zehn」の形です。※ただし16と17はちょっと形が異なるので注意
13 :dreizehn ドライツェーン
14 :vierzehn フィアツェーン
15 :fünfzehn フンフツェーン
16 :sechzehn ※ ゼヒツェーン
17 :siebzehn ※ ジプツェーン
18 :achtzehn アハ(トゥ)ツェーン
19 :neunzehn ノインツェーン
ドイツ語の数字の読み方:20~99まで
20から99までのドイツ語数字には、ある程度規則性があります。
2桁のドイツ語数字がわかるようになると、日常生活や旅行でよりコミュニケーションがスムーズになるよ!
一の位が0のドイツ語数字:20、30、40……90
一の位が0のドイツ語数字は、原則として語尾に「zig」が付きます。※ただし30、60、70は少しイレギュラーです。
20 :zwanzig ツヴァンツィッヒ
30 :dreißig ※ ドライスィッヒ
40 :vierzig フィアツィッヒ
50 :fünfzig フンフツィッヒ
60 :sechzig ※ ゼヒツィッヒ
70 :siebzig ※ ジプツィッヒ
80 :achtzig アハ(トゥ)ツィッヒ
90 :neunzig ノインツィッヒ
▽ドイツ語の数字1~30までの動画です。シンプルでわかりやすかったので発音の参考にしてみてください。
ちなみにzigの発音を「ツィッヒ」ではなく「ツィック」と発音する方も多くいます。(40:フィアツィック、50:フンフツィック…)
どちらも間違いではないですが、標準ドイツ語では「ツィッヒと発音するのが一般的」だと私は語学学校で習いました。
▽私が学んだインテンシブコースについての記事はこちら
その他2桁のドイツ語数字:23、68など
2桁のドイツ語数字は「一の位 und 十の位」という数え方をします。
この数え方は日本人にとってはすごくわかりにくいかもしれないね
例えば、
- 23 →3と20:dreiundzwanzig ドライウンドゥツヴァンツィッヒ
- 68 →8と60:achtundsechzig アハトウンドゥゼヒツィッヒ
- 51 →1と50:einundfünfzig アインウンドフンフツィッヒ
いったような言い方をします。
私も初めはすごく混乱して、慣れるまで(特にリスニング…)時間がかかりましたが、少しずつ慣れていくので大丈夫ですよ!
ドイツ語:電話番号の読み方
電話番号の読み方にルールはありませんが、市外局番は一気に、それ以降は2桁や4桁区切りで伝えることが多いです。
例:(市外局番XXXX)-0123-98AB
Meine Telefonnummer ist … (私の電話番号は…です)
- XXXX 01 23 98 AB (XXXX/null eins/zwei drei/ neun acht/A B)
- XXXX 0123 98AB (XXXX/null eins zwei drei/ neun acht A B)
ドイツ語の2桁数字を読むときのように一の位を先に言うのではなく、上からそのまま数字を伝える方が多い印象です。
電話番号は、ドイツ語試験A1のスピーキングでも出てきました。
A1試験についての記事はこちら「▶【ドイツ語A1】初心者必見!ゲーテA1試験の勉強法」
コミュニケーションで使えるドイツ語についてはこちらの記事「▶ドイツ語でコミュニケーション!日常会話フレーズ30選」で紹介しています。
ドイツ語の数字の読み方:3桁の数字
3桁のドイツ語数字も、読み方を覚えてしまえばそこまで難しくありません。
一の位と十の位が0のドイツ語数字:100、200など
切りのいい3桁の数字は、語尾に「hundert」をつけます。
100 :(ein)hundert ※ アインフンデァト
200 :zweihundert ツヴァイフンデァト
300 :dreihundert ドライフンデァト
100に関しては、einを省略してhundertと読むこともできます。
その他3桁のドイツ語数字:123、736など
バラバラの3桁数字は、原則、「百の位」→「一の位」→「十の位」の順番で読みます。
例えば、123の場合、1→3→2の順番になります。
123 :(ein)hundertdreiundzwanzig アインフンデァトドライウンドゥツヴァンツィッヒ
730 :siebenhundertdreißig ジーベンフンデァトドライスィッヒ
ドイツ語数字:値段の読み方
お会計や価格の数字の読み方も覚えてしまえば簡単です。基本的には、ユーロのあとのセントは省略して読みます。
1,65€ :ein Euro fünfundsechzig アインオイロ フンフウンドゼヒツィッヒ
16,75€ :sechzehn Euro fünfundsiebzig ゼヒツェーンオイロ フンフウンドジプツィッヒ
-,99€ :neunundneunzig Cent ノインウンドノインツィッヒセント
▽カフェやレストランで使えるドイツ語についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
ドイツ語の数字の読み方:4桁の数字
4桁の数字も、3桁までの基本はそのままで、一つ位が増えるだけのイメージです。
ドイツ語数字:1000は+tausend
切りのいい4桁の数字は、語尾に「tausend」をつけます。
1000 :(ein)tausend ※ アインタウゼンドゥ
2000 :zweitausend ツヴァイタウゼンドゥ
ドイツ語4桁の数字:基本の数え方
ドイツ語で4桁の数字は、基本的に「千の位」→「百の位」→「一の位」→「十の位」の順番で読みます。
例えば、1234の場合、1→2→4→3の順番になります。
1234 :(ein)tausendzweihundertvierunddreißig
1111 :(ein)tausendeinhundertelf
einを省略するのは最初だけの方が自然だよ
ドイツ語:西暦の読み方
西暦の読み方は大きく分けて3通りあります。
例:1980
読み方①:千の位も百の位も一つずつ
1千→9百→80:(ein)tausendneunhundertachtzig
これが一番丁寧な読み方です。
読み方②:百の位でまとめる
19百→80:neunzehnhundertachtzig
読み方③:2桁ずつ区切る
19→80:neunzehn achtzig
生まれ年や西暦を伝える場合は、②や③を使っている人が多いです。ただ、2000年以降の場合は①をよく耳にします。
ドイツ語の数字の読み方:5桁以上の大きな数字
桁数が多いドイツ語数字も、3桁のカンマ区切りで考えればそこまで難しくありません。※ドイツではカンマはプンクトで表記されます。
ドイツ語5桁以上:切りのいい数字
10.000 :zehntausend ツェーンタウゼンドゥ
100.000:(ein)hunderttausend アインフンデァトタウゼンドゥ
1.000.000:eine Million アイネ ミリオーン
10.000.000:zehn Millionen ツェーン ミリオーネン
100.000.000:(ein)hundert Millionen アインフンデァト ミリオーネン
1.000.000.000:eine Milliarde ※ アイネ ミリアーデ
1.000.000.000.000:eine Billionen ※ アイネ ビリオーネン
1Milliardeからドイツ語と英語ではカウントが変わってくるので注意が必要です。ドイツ語の「1 Billionen」は英語だと「1 trillion」
ドイツ語5桁以上の数字:原則はカンマ毎
桁数が大きい数字も、原則カンマ区切りで読みます。
123.456.789の場合、1→3→2→4→6→5→7→9→8の順番になります。
123.456.789:(ein)hundertdreiundzwanzig Millionen vierhundertsechsundfünfzigtausend siebenhundertneunundachtzig
日本語だと大きい数字から読むけど、ドイツ語だと順番が入れ替わるのでちょっとややこしいよね
まとめ
数字は日常生活や旅行で覚えておきたいドイツ語のひとつ。最初は難しいと感じることもありますが、覚えてしまえば、買い物などでのコミュニケーションがよりスムーズになりますよ!
▽その他ドイツ語に関する記事はこちらをご覧ください。