この記事はこんな方におすすめです
- ドイツから日本へ荷物を送りたい
- 日本宛荷物を手軽に安く送る方法を知りたい
- 送る荷物の注意点を知りたい
ドイツから日本へ手紙や荷物を送付するなら、DHLが1番身近で手軽に使えるのでおすすめです。
この記事では、DHLの配送サービスや具体的な荷物の発送方法、ドイツから日本へ荷物を送る際の注意点などをまとめました。
意外と簡単に発送できるので、私もよく日本の家族にちょっとしたプレゼントなどを送ったりしています。インターネットからの発送手続きも載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。
逆パターンの日本からドイツへ荷物を送る方法についてはこちらの記事をご覧ください。
DHLで送れる荷物の種類
ドイツの配送会社DHLでは、日本に荷物を送る方法として大きく分けて『DHL Päckchen』と『DHL Packet International』の2種類の方法があります。
どちらもインターネットから手続きをした場合の方が少し安くなっているよ!
詳しくはDHLのサイトから確認してみてください。
DHL Päckchen (小包)
DHL PäckchenはXSサイズとMサイズの2種類。どちらも重さは2kgまで送ることができます。※XSサイズはオンラインでのみ申し込みが可能です。
種類と対応サイズ | 重さ | 価格 |
---|---|---|
DHL Päckchen XS 最小 15 x 11 cm、最小高さなし 最大 35 x 25 x 3 cm | 2kgまで | オンライン:11.99ユーロ ※XSサイズはオンラインのみ |
DHL Päckchen M 最小 15 x 11 x 1 cm 最大 L + W + H = 90 cm (辺の長さは 60 cm を超えない) | オンライン:18.49ユーロ 店頭価格:19.99ユーロ | |
私がよく利用しているのはこのDHL PäckchenのMサイズです。
オプションで最大50ユーロまでの補償と荷物の追跡がプラス4ユーロでできるので、大事な荷物にはよくオプションを追加して申し込んでいます。
DHL Packet International (国際荷物)
DHL Packet Internationalでは、最大120 x 60 x 60 cmの大きさで30kgまでの荷物を送ることが可能です。また、最大500ユーロまでの荷物の補償と発送追跡が含まれているのも嬉しいポイント。
種類と対応サイズ | 重さ | 価格 |
---|---|---|
DHL Packet International 最小 15 x 11 x 1 cm 最大 120 x 60 x 60 cm 最大周囲 (長さ+2 x 幅+2 x 高さ) 300 cm ※最大 500 ユーロの運送保険込み | 5kgまで | オンライン:45.99ユーロ 店頭価格: 48.99ユーロ |
10kgまで | オンライン:61.99ユーロ 店頭価格:64.99ユーロ | |
20kgまで | オンライン:100.99ユーロ 店頭価格:103.99ユーロ | |
30kgまで | オンライン:141.99ユーロ 店頭価格:144.99ユーロ |
手紙や書類の国際郵便
ポストカードや手紙、書類に関しては、ドイツから全ての国宛で同一の価格で送付することが可能です。
- ポストカード:0.95ユーロ
- スタンダードな手紙:1.10ユーロ
- 書類最大2kgまで:17ユーロ
- 追跡可能な書留郵便:プラス3.5ユーロ
書類以外のものを書類として送ることは禁止されています。なので何か物品を送る場合は、上述しているDHL PäckchenかDHL Packetを利用してください。
詳しいサイズや価格などはこちらをご確認ください。
段ボールや伝票について
荷物を送る際、規定のサイズの箱を用意するのって結構大変ですよね。DHLにはそれぞれのサイズに適した段ボールが販売されているので、私はいつもDHLで購入しています。
クリスマスなど季節のデザインのものもあってかわいいですよ!
DHL Packsetsにて、インターネットでの購入も可能です。
手書きの申込書を使う場合は、伝票がカウンター近くに置いてあることが多いので、箱を買う際に一緒に貰って来ておくのがおすすめです。
もしも置いてない場合は、カウンターで「Bekomme ich eine Versandschein nach Japan? (日本宛の伝票を入手できますか?)」と尋ねると貰えますよ^^
ドイツ語でコミュニケーションがとれると、より会話がスムーズにできるようになります。
日本へ荷物を送る際の注意点
この記事を見ている方は、ドイツから日本の家族や知り合いにプレゼント(ギフト)として荷物を送る場合がほとんどかと思います。
その場合に注意するべきなのは、この3点です。
- 関税について
- 梱包方法
- 送るタイミングと日数
関税について
関税は、国と国の商品の交換における「通行料金」みたいなものです。
ドイツから日本の家族や知り合いへプレゼントとして荷物を送る場合、関税がかからないようにするには
- 荷物の価格を1万円以下にする
- ギフトと記載する
- インボイス(税関申告書)を詳細に記載する
これらが大事になってきます。
国と国との取引に関わる税金の一つ。国内の産業を保護するために、国内で作られた商品と競合する外国の商品に対して関税を課すことがあります。
課税価格が1万円以下の貨物の場合、原則として、関税、消費税および地方消費税は免除されます。
また、関税は下記のような状況によっても異なります。
- 荷物が商用使用か個人使用目的なのか
- 個人使用目的の場合は、個人で購入したものなのかギフトなのか
詳しくは税関のサイトをご確認ください。
梱包方法
国際郵便の荷物はかなり乱暴に扱われることがあるので、ちょっと大げさかな?ていう位、丁寧に梱包するのがおすすめです。
日本に着く頃には、荷物の段ボール箱はあちこちボコボコに凹んでることがしょっちゅうです。中身のサンタチョコレートが粉々になっていたこともあります…
- 四方をテープで覆う
- 壊れ物はプチプチなどの気泡緩衝材を使う
- 雨など水に濡れて困るものはビニール袋に入れる
- 中身が動かないように詰める
これらをするだけで、かなり安全に到着することが多くなりました。
ギフトで送る場合は、レシートや価格が記載されている書類などは梱包しないように注意が必要です。納品書や請求書と間違われる可能性があり、ギフトではなく購入したものと見なされてしまう場合があるからです。
日数と送るタイミング
- DHL PäckchenもDHL Packetもスタンダードでは、8-14日
- DHL Päckchenで最大50ユーロの補償オプションを付けた場合は、5-9日
- DHL Packetでプレミアムオプション(※)を付けた場合、5-9日
※荷物を優先的に早く送付してくれるオプション。詳しい内容は、DHLのサイトから確認が可能です。
ちなみに現在、荷物の運搬手段(飛行機、船など)は選べないとのことでした。なので急ぎの場合はオプションを利用するのが良さそうですね!
私の場合、基本的に10日前後で届くことが多かったです。オプションを付けた場合は大体1週間程度。
クリスマスシーズンは、世界的にも荷物の流通が増える時期なので通常よりも時間がかかることが多いです。昨年送ったときは、大体2~3週間ぐらいかかりました。クリスマスプレゼントとして送りたい場合は早めに発送するのがおすすめです。
伝票の書き方
2枚綴りになっているので、ボールペンで記入します。
書き終わった伝票はそのまま荷物に貼らずに、別にして持っていくのが重要です。スタッフさんが内容確認後にカウンターで貼ってくれます。
宛先や住所
送り主である自分の住所はドイツ語で、宛先の日本の住所はローマ字で書きます。JAPANの文字はわかりやすく大きめに書くこと!
日本にさえ届けば日本語での住所でも問題ないかと思いますが、私は念のためローマ字にしています。
基本はNein(いいえ。処分・廃棄)を選択するのがおすすめ。いつ返送されて戻ってくるかわからないのと、返送分の送料も負担する必要があるからです。
税関申告書
送る荷物の内容品と重さ、価格を記入します。USED品や手作りのものであっても、大体の価格を予想して記入する必要があります。
また、日本からドイツへ荷物を送付する場合は、HSコードを入力する必要があります。
なので、ドイツから日本への荷物を送る際にも、個人的にはなるべくHSコードを入力しておいた方が無難だと思ってます。
内容品の英語訳とHSコードは日本郵便のサイトが参考になります。
プレゼントの場合、価格を記入するのは抵抗があるかもだけど、必要なことなので割り切って書きましょう!
DHLサイト上での発送手続き
DHLのサイト上で申し込みをする方法が、1番安く送ることができます。ただ、最終的に伝票を自分で印刷する必要があるので、手元に印刷機がある方向けになります。
dmにある写真プリンターを使って印刷も可能ですが、費用が別途かかるのと手間賃も考えると、ネットよりも手書きの方がいい気がします。
DHLサイト上での手続き方法
日本へ荷物を送る際の実際の手続き方法を紹介します。まずは、DHLのサイトにアクセスします。
今回は、私がよく利用しているPäckchen Mサイズでの手続きについて、流れを案内します。
まとめ
ドイツのDHLの配送サービスを使えば、手軽に日本へ荷物を送ることが可能です。
日本にはあまりない珍しい物、誕生日やクリスマスのプレゼントなど、日本の家族や友人に贈ると喜んでもらえますよ。
ドイツ語でコミュニケーションがとれると、送る際の手続きもスムーズになります。よく使う日常会話フレーズはこちらの記事を参考にしてみてください。
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