- ドイツにいる家族や友人にプレゼントを送りたいけど、配送方法がややこしい
- ドイツに荷物を送りたいけど、伝票とか決まり事がよくわからない
日本から荷物を送りたいと思っても、送り方や規則など、わかりにくいことが多いですよね。
この記事では、日本からドイツ宛へ荷物を送る方法や、送るときの注意点などをまとめました。
逆パターンのドイツから日本へ荷物を送る場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
国際郵便も、ポイントを押さえれば、配送手続きもそこまで難しくないですよ!
伝票の入力方法も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。
日本からドイツへ:日本郵便の国際郵便
日本からドイツへ荷物を送るなら、日本郵便の国際配送が一番手軽で、おすすめです。
郵便局なら、日本全国どこにでもあり身近ですし、手続きもわかりやすいです。
私も実際に、日本郵便を利用して、日本の家族からドイツへ荷物を何度も送ってもらっています!
ドイツ宛:国際郵便の種類
日本からドイツへ荷物を送る場合、大きくわけて「EMS」「国際小包」「小型包装物」の3つのサービスがあります。
サービス名 | 配送手段 | 対応サイズ | オプション |
---|---|---|---|
EMS | 航空便(最速) | 重さ30㎏まで。サイズ詳細 | 追跡サービス込 |
国際小包 | 航空便または船便 | 重さ30㎏まで。サイズ詳細※ ※ドイツはBに該当します | 追跡サービス込 |
小型包装物 | 航空便または船便 | 重さ2㎏まで。サイズ詳細 | 書留・受取通知を追加可能 |
サイズなどの国・地域別情報はこちらから確認できます。SAL便は現時点では利用できないようです。(2023年11月時点)
どのサービスを選べばいいか悩んでいる場合は、郵便局のサービス比較表が参考になります。
日本からドイツ:航空便と船便
国際小包と小型包装物の場合、航空便と船便から選択して送ることができます。
航空便の方が値段は高くなりますが、到着までの日数は短くなります。
- とにかく早く荷物を届けたい場合→EMS
- 1番安く済ませたい場合→小型包装物の船便
それ以外の場合には、送る荷物によって、航空便なのか船便なのか使い分けるのがおすすめです。
私は、重くて急ぎではない荷物は国際小包の船便を。小さめの荷物で比較的早めに到着して欲しい場合には小型包装物の航空便をよく利用してます。
EMSはよっぽどの時にしか利用してません…
東京からドイツまで、2㎏の荷物の場合の送料と日数の目安です。何日ぐらいで届くのかも参考にしてみてください。(2023年11月時点)
実際の料金と日数の目安はこちらから調べることができます。
昨年もクリスマスの時期は、届くまで通常の倍近く日数がかかりました!なので、早め早めの配送が◎
よく読まれているドイツの文化に関する記事
日本からドイツへ荷物を送る際の注意点
日本からドイツへ荷物を送る場合、制限がある荷物や送ってはいけない禁止物があるので、送る前に理解しておくと安心です。
関税についても注意が必要です。
ドイツへの郵便物に関する注意点
制限がある荷物や禁止物など、詳しくはこちらから確認が可能です。
ドイツへの荷物:関税について
日本からドイツの家族や友人宛にプレゼントとして荷物を送る場合、関税がかからないようにしたいですよね。
その場合、気を付けたいポイントは
- 内容物は45ユーロまで
- 個人から個人に宛てた不定期の荷物
- 個人使用または受取人宅での消費のみを目的とするもの
などがあります。
関税とは、国と国との取引に関わる税金の一つのこと。国と国の商品の交換における「通行料金」みたいなものです。国内の産業を保護するために、国内で作られた商品と競合する外国の商品に対して関税を課すことがあります。
詳しい条件は、こちらの関税・税金の項目をチェックしてみてください。
国際郵便:ドイツへ荷物を送る方法
現在、ドイツへ物品を送る際には、通関電子データを送信することが義務化されています。また、2023年9月22日からは、内容品のHSコード類を通関電子データで送信することが推奨されています。
簡単に言い換えると、手書きの伝票ではなくオンラインでの伝票作成が必要です。
難しそうに感じますが、日本郵便で荷物を送る場合は、国際郵便マイページサービスを使えば大丈夫です!
海外宛の発送に必要なラベルや書類などを作成できる日本郵便のネット上のサービス。スマートフォンやパソコンから簡単に利用が可能で、入力した情報が通関電子データとして送信されます。
詳しい内容については、こちらからご確認ください。
- 国際マイページサービス
- 通関電子データ送信義務化
- HSコードについて
国際郵便マイページサービス:伝票の作成方法
日本郵便の国際郵便マイページサービスで、スマホから実際に伝票を作成する方法を紹介します。今回は会員登録をせずに利用するやり方を案内します。
国際郵便マイページサービスは、半年以上ログインしないと会員情報が削除される仕様のようです。
国際郵便を1年に複数回利用する場合は、何度も住所を入力する手間が省けるので会員登録をする方がいいかもしれません。
伝票を入力する際に迷いやすい内容品の英語訳とHSコードは、こちらを参考にしてみてください。
メールに届いた二次元コードを、郵便局の「ゆうプリタッチ」という機械に読み込ませれば伝票ラベルを印刷することができます。
ゆうプリタッチが配備されていない局の場合や内容品が多い場合などには、メールに記載されているラベルの印刷用番号を窓口で伝えるだけで大丈夫です。
ドイツへ配送後の追跡
国際郵便は荷物が今どこにあって、どんな状態なのか特に気になりますよね!
ドイツへ配送後、追跡番号がある場合は日本郵便のサイトとDHLのサイトから確認ができます。
- 日本郵便のサイト
- ドイツの配送サービスDHL
Sendung verfolgen「Sendungsnummer eingeben」に追跡番号を入力すれば調べられます。
まとめ
日本からドイツへ荷物を送るには、日本郵便の国際郵便マイページサービスを利用すれば、意外と簡単に手続きすることが可能です。
難しく感じる国際郵便ですが、スマホからでも手軽に伝票ラベルを作成することができます。
ぜひドイツの家族や友人へ日本ならではのプレゼントなど、贈ってみてくださいね。きっと喜んでもらえますよ!
▽ドイツ観光についてはこちらの記事を参考にしてみてください。